「金城哲夫生誕75周年記念事業 南風原町ヒーロー脚本賞」は厳正なる審査の結果、下記の4作品を受賞作として発表いたします。
2015年2月21日より募集が始まり、同年5月31日に締め切られるまでの間に、全13作品の応募がありました。飛び安里の魅力ある物語を創造し沖縄そして日本のヒーローとして広めていこうという本賞の目的にふさわしく、いずれも素晴らしい力作揃いでした。応募された皆さまの熱い想いが原稿用紙から伝わってきました。
受賞された4作品それぞれについての講評は、後日くわしくまとめて発表いたします。応募者の皆様、そして様々な形でご協力いただいた皆様、ありがとうございました。皆様のご尽力を無駄にしないよう、受賞作品の出版や演劇の上演など今後に活かしてまいります。
受賞者名簿
審査員による講評
ご応募いただいた力作の数々に、審査委員一同、感動をいただきました。各受賞作について審査委員からの意見や解説をまとめて、以下に公表いたします。
ライト兄弟より100年以上早く大空に羽ばたいた人。
1849年、イギリス人のケイリーがグライダーで有人飛行に成功しました。1903年には、ライト兄弟がエンジン付き飛行機で初飛行しました。
しかし、それより何十年も前に、沖縄の空を飛んだとされる人物がいます。その名は安里周當。人呼んで「飛び安里」。琉球王朝時代に南風原町の高津嘉山からの飛行に成功したと言われています。
「飛び安里」を全国的なヒーローにする脚本を募集。
飛び安里の名を広め、沖縄そして日本のヒーローとしてクローズアップしていくことが、今回の脚本賞の目的です。入賞した作品は、町内の小・中・高校の演劇や市民劇の脚本とするほか、さまざまな場面で活用させていただきます。
ロマンと冒険に満ちた物語で、日本中の子供たちに夢と感動をあたえるヒーロー像を創造してください。
締め切り | 2015年5月31日(日)当日消印有効 |
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賞金 | 優秀賞 10万円(1点) 佳作 3万円(2点) |
募集内容 | 日本語又はウチナーグチによる「飛び安里」のオリジナル舞台演劇脚本。作品は上演時間60分程度の作品とします。フィクション・ノンフィクションは問いません。尚、舞台化にあたり脚色を加える可能性があります。ご了承ください。 |
主催 | 一般社団法人 南風原町観光協会 |
後援 | 南風原町、南風原町教育委員会、南風原町商工会、株式会社琉球新報社、株式会社沖縄タイムス社、琉球放送株式会社、沖縄テレビ放送株式会社、琉球朝日放送株式会社(※ 順不同) |