会長あいさつ

南風原町観光協会
会長 諸見里元


 一般社団法人南風原町観光協会は、「無ければ探そう、それでも無ければ創ろう」という理念のもと、南風原町に貢献することを目的に活動しています。平成25年4月に発足した南風原町観光協会は、今年で7年目に突入しました。

 南風原町は沖縄本島南部地域の真ん中に位置し、那覇市をはじめ6市町に囲まれているため、昔から「交通の要衝」とされてきました。町内には高速道路のインターチェンジが2ヶ所、また現在、南風原町与那覇~那覇市上間間の全長2.8kmで4車線の南風原バイパスが整備されております。今後益々交通の利便性の発展が予想される南風原町。しかし、それゆえに「通り過ぎる町」という印象があるのも否めません。「南風原町には観光地がない」というイメージも、地元の方々には今も根強く残っているのも事実です。

 そこで私たち南風原町観光協会は、「無ければ探そう、それでも無ければ創ろう」を常に心得、これまで目に留まらなかった南風原町の魅力を掘り起こしてまいりました。また、夏の風物詩になりつつある「キッズパーク」、町内の数ある偉人の中から飛び安里や脚本家の金城哲夫さん等を活用、南風原町独自の取組みである地元で生まれ育った地域ガイドさんが案内する「各字まち歩きツアー」、海が無くても花はある「花いっぱい運動」など、新たな南風原町の魅力を地域の皆様と連携しながら作り上げてきました。

 今後も、まずは私たち南風原町観光協会職員一同が楽しみながら町づくりを行ない、地域の皆様の協力の下、明るい活気あるまちづくりに励んで参ります。